ささいでささやかなこと
日曜日に下の子が友達と遊んできた。
「お母さん!今日ね、ラーメン食べたけどラッキーだった。
昨日と今日は創業記念?とかで1杯500円だった。
すごいよね!替え玉2つ頼んでも普段の1杯分なんだよ。
いつもは大盛りで替え玉1つで900円、それが今日は700円!」
と、うれしそうに報告してくれた。
よかったね~、得したね~と言ったけど、ラーメン三人前か~
おなかは一杯になるけど栄養的にはどうかと。。。。
今日、職場の人との会話で。(私のがんのことを知っている人)
年末で皆さんの休暇残日数を調べていて。
「むかごさんは十分残っているから心配ないね。休むの2月だったよね。」
(仕事で迷惑かけるのが分かっているから教えてあります)
ちょっと気のない返事をしてしまいました。
どうしたの?と問われて「嫌になっちゃった」と答えました。
「何が嫌なの?」
「手術したらお風呂に入りに行けない。。。。。」
大丈夫だよと言われても、私はえぐれた胸を見せたくない。
(断端陰性にはがん細胞の周り1センチ以上切り取らなければいけない。
ただでさえかたびっこの小さいほう。胸がなくなってしまう。)
「そんなにしょっちゅう行ってるのではないなら、別に行かなくてもいいじゃん。」
たまにしかいけないから楽しみなのに。
1年に1回か2回。家から離れてのんびり出来るとき。
そんなささやかな楽しみもあきらめなくてはいけないのか?
何気ない一言だと思う。でも、その会話の後すぐ上司が
「こんなに寒いと週末は温泉だよな~」
「温泉行って癒されて、リフレッシュしないとやってらんないよな~」
何ともないようにトイレに行くまで我慢しました。
仕事中なのに涙が止まりません。
家に帰ってからも泣いてしまいました。
命が助かるんだから良いじゃん。
そんなことを言われても、生きてく楽しみがなくなってしまったら
死んだほうがマシになってしまう。
だんだん近づくXデーに鬱状態なのか?
涙が止まりません。(家族には見せない)
ささやかな望みも私はしてはいけないのでしょうか?
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