塞翁が馬

子供たちの長い夏休みがやっと終わった。

宿題も何とか終わらせることが出来た。
防災訓練の「引渡し」も終わった。
何とか一息ついたところ。

が、子供から一言。
持って行った「『習字』は審査しませんだって。」
どうしてなの～～～～～？？？

実は夏休みの宿題の中に確かに習字はあった。
だが、お手本が配られなかった。
休みが始まってすぐの面接のときに先生に
「お手本を下さい」といった。返事は「ありません」でした。
習字は諦めた。

が、子供が通う習字教室の先生が
偶然他所の学校の生徒からお手本を入手。
普段のお稽古に加えてみてくれました。
先生に感謝。

しかし、時期が問題だった。
学校の始まったその日。金曜日にお稽古だった。
でも、忘れたり持ってこれなかった場合は
月曜日に提出するように。というプリントがあったため
気楽にまあいいか。

でも、月曜日に持って行った子供に先生は
「もう審査は終わったから持ってきても何にもならないよ。
　教室の後ろには飾ってあげるけど」

上の子は提出物は受けてもらえた。
下の子はせっかく書いた習字は何にもならなかった。
元はといえばお手本を配らなかった学校がおかしいのに。
もう少し子供の頑張りを認めて欲しかった。
もう少し思いやりの言葉をかけて欲しかった。

何か釈然としないものが私の胸のうちに残る
夏休みの宿題でした。